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平成24年3月期 留意点③ 当期から必要となる連結包括利益計算書関係の注記

2012.05.02 水曜日

1.包括利益に係る注記は当期から導入

平成23年3月期末から「包括利益の表示に関する会計基準」(以下、基準)が適用とな
り、連結財務諸表において包括利益を開示しています。これは、日本基準を国際的な会
計基準であるIFRSに近付ける動き、いわゆるコンバージェンスにより導入されたものです。
3月決算の会社にとって、包括利益の表示は前期末から導入されているものですが、
平成24年3月期末から新たに「その他の包括利益に係る組替調整額」と「その他の包括利
益に係る税効果額」の注記が必要となります。
基準の適用が前期末からであるにもかかわらず、これらの注記の開示が当期末からと
なっているのは、実務上注記に必要なデータを集計するのに手間のかかるケースもあり、
そういった実務上の負担を配慮して適用初年度は見送ったという経緯があるためです。
したがって、特に初めてこれらの注記を作成する当期末には、データの収集作業にそれ
なりの負担がかかるものと考えられます。また、内容が少し複雑と思われますので、早め
の理解と準備が必要です。

 

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